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ポケットWi-Fiの違約金とは?
外でもネット利用したい、スマホの通信制限がきついなど様々な理由から契約するポケットWiFiですが、時にはやむを得ず解約が必要なことも出てきます。
契約するときにも、キャンペーン利用の有無などで初期費用は違っても基本の手続きには料金が必要ですね。
同様に解約するときにも料金が掛かります。
特に、2年固定、3年固定の割引が適用されるプランの場合は契約の更新月の時以外には違約金はついて回るものだと考えなくてはなりません。
スマートフォンのプランもちょうど同じような条件での契約がありますが、そちらと同様の中身だと捉えると分かりやすいと思います。
解約時に掛かる料金は、契約したサービスとプランによって大きく左右されますので既に契約している方も、これから契約する方も確認しておくといいですね。
ポケットWi-Fiの違約金をプロバイダごとにまとめてみた
こちらの見出しでは代表的なWiFiプロバイダの違約金をリストにしてみました。
プラン内容、契約の期間によって大きく額面が変わるものもあります。
より詳細なデータは各プロバイダのよくある質問に記載がありますので、確認してみてくださいね。
GMOとくとくBB
1~12ヶ月目 | 24800円 |
25ヶ月目以降更新月以外 | 9500円 |
事務手数料 | 3000円 |
備考 | 20日以内キャンセルサービス、初期契約の解約無料 |
UQWiMAX
Flat年間パスポート特約適用 | 1年未満 年間パスポート解約料9500円 |
UQ Flat年間パスポート | 契約満了月または更新月以外の解約時 年間解約料5000円 |
UQFlat UQ Step | 利用開始から30日以内に解約した場合 契約解除手数料2000円 |
UQ Flatツープラスギガ放題2年 | 1~13ヶ月19000円 |
14~25ヶ月 14000円 | |
26ヶ月目更新月で違約金なし |
UQ Flatツープラスギガ放題3年 | 1~13ヶ月19000円 |
14~25ヶ月14000円 | |
26~37ヶ月9500円 |
UQ Flatツープラスギガ放題4年 | 1~13ヶ月19000円 |
14~25ヶ月14000円 | |
26~49ヶ月9500円 |
事務手数料 | 3000円 |
Broad WiMAX
1~12ヶ月 | 19000円 |
13~24ヶ月 | 14000円 |
25~36ヶ月 | 9500円 |
37ヶ月 | 更新月で違約金なし |
38~71ヶ月 | 9500円 |
備考 | 3年プランで表記、2年プランは25ヶ月目が更新月
電波が悪く利用できなかった場合など、お客様満足保証の申し込みで違約金の発生なし 指定のサービスでの固定ネット回線への乗り換え時は違約金の負担なし |
カシモWiMAX
1~12ヶ月 | 19000円 |
13~24ヶ月 | 14000円 |
25~36ヶ月 | 9500円 |
備考 | 解約手続きはカスタマーサポートセンターへの電話連絡のみ |
Y!mobile
Pocket WiFiプラン2 さんねん | 9500円 |
ベーシック | 0円 |
バリューセット・バリューセットライト | 加入月39400円~3年目10600円 |
全ての解除料・違約金一覧 | https://www.ymobile.jp/plan/data/valueset_wifi2/#kaijo |
docomo
1ヶ月目 | 25600円以降は利用ごとに減額 |
24ヶ月目以降 | 9500円 |
softbank
SoftbankAir | 9500円 |
備考 | プラン契約は24ヶ月区切り。
ただしSoftbankAirターミナルの支払いは36ヶ月に分割されているため、更新月ではターミナル本体の支払いが残るので、完全な違約金なしでの解約は4年目の更新時になる |
ポケットWi-Fiの解約のやり方
解約の手続きは、各サービスによって異なります。
まずは各サイトに用意されている、よくある質問からの確認がおすすめです。
インターネットでの購入と契約のサービスの場合は、サービスセンターへの電話など手続きの方法が異なってきます。
携帯電話会社での契約の場合は、au、docomo、SoftBank各社のサービス店に手続きを申し出るだけです。
事前の来店予約で、予約をとっておくとより早く手続きが終わりますのでこちらで難しく考える必要は無いでしょう。
違約金が発生しない時期でも別に事務手数料がありますので、全くの負担なしということにならない点は押さえておいてくださいね。
インターネット上で契約するWiMax系のサービスはカスタマーサポートセンターへの連絡で手続きが可能になっています。
解約理由についても、転居によって圏外になる、接続が切れやすい、利用頻度の少なさ、通信速度不足など状況を伝えて問題はありません。
今回扱っている解約に限らず、困りごとが有った場合はメールや電話でカスタマーサポートセンターへ連絡を取ると大体のことは対応してもらえます。
解約時ポケットWi-Fiの端末代金は請求されるのか?
契約時に0円で契約、あるいは機種変更で負担0円の端末がありますね。
プランが固定されるなど、端末によって利用開始の条件は変わってきますが前金の負担を考えなくて済むのは利用開始時にはとても有り難いものです。
こういった開始0円の端末サービスは、契約期間の利用料の中に端末料金が含まれているため、契約の期間が続いている時期に解約する時には負担が発生してしまう場合があります。
利用時期が短い場合負担も大きくなりますので、注意が必要になります。
今回扱ったサービスで解約時に特に注意したいのは、SoftbankAirです。
プラン契約の更新は2年=24ヶ月なのですが、WiFi機器のターミナルについての支払い分割は36回、36ヶ月に設定されているため、2年で端末の料金を払い終えることが出来ません。
最初の契約利用から4年経過しないと違約金を含めて負担金を0にすることが出来ないため、万が一の時の負担は覚悟しておかなければなりません。
1年使い続けるよりは違約金の方が額面は安いですがプランの特性は知っておかないと大変ですね。
ポケットWi-Fiの違約金を払わずに解約する方法
ここからは、違約金を払わずに解約する方法について記載していきます。
違約金の他にも事務手数料が必要になりますので、こちらもお忘れなく!
契約月に解約する
2年契約、あるいは3年契約のプランの契約をした月に契約が更新される前に解約をすることが固定プランでの違約金をなしにする唯一の方法です。
メールマガジンやダイレクトメールでのお知らせもありますので、必ず目を通して契約更新する月を確認しておきましょう。
WiMax回線の場合、2年であれば24ヶ月が満了、翌月25ヶ月目の20日までに解約手続きを終えておくことが必要になります。
3年は37ヶ月、4年49ヶ月と、満了月ではなく翌月の手続きであることを覚えておきましょう。
違約金がないポケットWi-Fiを使う
一つは契約期間固定のプランと異なって、使用料金は割高にはなりますが、違約金なしのプランを利用すること。
契約時0円の端末の本体料金の負担を早く支払う形と考えるといいですね。
違約金なしのサービスを契約することで必要が無くなった時にすぐに解約出来るのも、消費者にとっては安心のサービスと呼べるでしょう。
本体や通信の性能はどこのプロバイダーのものを使っても大きな違いはありませんから、いざという時の負担は軽いほうがいいですよね。
もう一つ、こちらはよりお得に快適なネット回線を利用できる方法として広まってきている、民泊WiFiというサービスがあります。
名前に反して最近は個人での利用も可能になってきている上、解約時の負担も無いところから人気が高まっています。
こちらのサービスについては後に記載していきます。
キャッシュバックを使う
新規会員登録や乗り換えでキャッシュバックのあるサービスを利用すると、違約金の負担を軽減することができます。
額面によってはキャッシュバックの金額が違約金を上回ることもあります。
負担が0とは少し異なりますが、固定回線への切り替え、他社への乗り換えの際のキャッシュバックキャンペーンがある場合はぜひ活用しましょう!
更新月を忘れないためのコツ
解約をしたいと考えた時のためにも、更新月を忘れないようにしたいものです。
時期を忘れないようにするためのコツをいくつか上げてみます。
・契約書類を見やすい場所にしまっておく
・メールマガジン配信が有ったら登録しておく
・メーカーのお知らせに必ず目を通すこと
・アプリに登録しておく
一番は、プランをしっかり確認して契約の書類をまめに確認しておくのが一番です。
契約の更新が近づくと、メーカーのメールマガジンや、ダイレクトメールなどでお知らせを送ってくれることが多いので必ず目を通しておきましょう。
カレンダーアプリへの登録は、WEB上での共有できるタイプであれば途中でスマートフォンの機種変更をしても引き継がれますし、サイトにも残ります。
ヤフーカレンダー、グーグルカレンダーを使っておくと便利だと思います。
違約金がかからないポケットWi-Fiのデメリットはあるの?
端末の紛失や壊れた時の保証はありませんので、端末の管理については注意が必要になっています。
大切に使い、管理をしっかりしていれば特に問題はありませんが、デメリットとしてはこちらが大きな部分です。
違約金が発生するサービスの場合は本体の修理が無償、あるいは大きな割引が受けられるなどオプションサービスなども用意されていますので、いざという時の保障サービスを考えている時には注意しておきましょう。
違約金がかからないおすすめのポケットWi-Fi
SPACE WIFIは民泊WiFiサービスの中でも個人で契約でき、更に月々の利用料金も安く違約金なしという内容で人気を集めています。
基本料金は他社の7GBのプランと変わりなく、速度制限の心配が無いという部分もまた魅力的なものといえます。
大きな違いは、違約金や契約期間の制限と縛りが無いだけで、他社のプランや端末で通信性能が劣るということはありません。
どのサービスを使うか、プランを使うかによってそれぞれのスタイルに合う合わないも違ってきますので、気に入っている会社のものを選ぶようにするのがベストです。
SPACE WiFiについては、違約金や契約期間の縛りが無いところが大きな注目点になる、というところを今回は推して行きたいと思います。
長く使い続けることを考えたら、SoftbankAirは違約金なしになるまでの期間も気にならないでしょうし、使い放題のプランを選んだもののあまり使わないのであれば、容量制限があるプランでも問題になることはないでしょう。
Y!Mobileのスタンダードプランの場合には解約時の負担はありませんのでWiFiの接続容量が少ないのであれば、スマートフォンと一緒にキャリア契約しておくほうが回線管理も楽になります。
何よりも利用料金そのものも抑えられます。
それぞれのプランの特徴を確認して納得の行く契約・解約が行えるようにしてくださいね!